24型液晶モニター BENQ EW2420

2ちゃんねるの掲示板などで「目に優しい・目の負担が少ない」と評価されている台湾AUO製VAパネル使用のパソコン用液晶モニターです。（現在はもう製造終了し後継機EW2430が発売中）
EW2420

2011年12月、Amazonで12,241円というバーゲンプライスで購入。

音はショボイですがスピーカー内蔵と、HDMI端子装備でPS3などにも繋げられるマルチメディア性能の高さも売り。

サイズについて

今まで使用していたのが6年前に購入したイイヤマの19型液晶ProLite H1900。これと比べると液晶パネルの縦幅はほぼ同じ。横だけグーンと広がった感じ。

ドットピッチは0.294から0.276へと小さくなりましたが、フォントの大きさはそれほど変わりません。

購入前は24型ワイドというのはデカ過ぎるんじゃないかと心配してましたが、大きさには速攻で慣れました。逆に横1920ピクセルという広々とした面積は何をやるにも素晴らしく使いやすいです。もう19型の横1280ピクセルには戻れない・・・。

画面が大きい割には本体が軽く、指でちょっと押せば動くので角度調整なども楽です。

パネルの色合い・発色については元々評判のよろしくないEW2420。我が家に届いたのはファーム改良された後期ロットですが、RGBのカラー設定をどう調節してもProLite H1900と同じ色にはならず……。 Yahooのトップページ「header color 1」の青色が紫がかって見えます。

ですが、表示自体は精細感もありテキストも画像も十分といった感じ。

この液晶には【標準】【動画】【ゲーム】【写真】【sRGB】【エコ】という6つのプリセットモードが搭載されていますが、実用的なのは【標準】【sRGB】【エコ】の3つだけ。

これ以外のモードは「鋭さ」の調節もできず表示が滲んで個人的には全く使えない。。

なのでいつもは【標準】モードで輝度を下げて「鋭さ2」で使っています。

この液晶は半光沢のハーフグレア。
ノングレアのイイヤマProLite H1900が"黒い影"だけ映るのに対して、こちらは"色"まで映ります。

ですが、自分の顔や胸・背後に太陽光が直接当たる時以外なら映り込みは全く気になりません。

しかし枠部分はツルテカで反射しますが。。

残像感については、PS3のゲーム画面ではそれほど気にならないのですが、ネット動画やアニメのDVDなどでは非常に気になります。これがこの液晶モニター最大の弱点か・・・。

モニター正面に座って一人で使用ですから、視野角については何の不満もなし。

疲れ目予防のためにもモニターを見下ろす形にしたいのですが、スタンドの高さ調節機能が無いので、ほぼ水平の目線で使用しています。距離は約70cm。

それでも長時間使用による目の疲れ・負担は少ないみたいです。

輝度調節範囲も「0～100」まであります。
輝度を高くしてもギラギラした感じは受けませんが、暗くすることで更にまろやかで優しい表示になります。

裏側にHDMI端子が2個あり、PS3などを接続できます。 32型1366×768の液晶テレビでやるよりも精細感が向上した感じ。コントラストも十分で暗い部分もしっかり見えます。ただし音の迫力とか艶っぽさは全く無し！ｗ

それと、私は元々3Dゲームには酔いやすいのですが、このモニターでグリグリ系のゲームをやると何故か余計に酔う。。

・色合いや残像感には不満あり
・国産パネル液晶ProLite H1900と比べてもテキスト表示の品質は劣らない
・「目に優しい」という評判はその通りだと思う

コストパフォーマンスは最高です。

EW2420

ワットチェッカー「TAP-TST8」を購入したのでモニターの消費電力を測定してみました。

仕様表によると標準消費電力は33W。
画像モード「標準」で輝度を最大にすると確かに33Wあたりを表示します。
輝度を最小にすると16Wあたり。
私の普段使いの輝度設定30くらいだと21Wです。
電源オフ状態の待機電力は0.3Wでした。

19型液晶「ProLite H1900」の場合はバックライト値最大だと40W、最小にしても27W、待機電力は3Wありましたので、 EW2420のほうがかなりの低消費電力。