コロナ コアヒートスリム DH-909R
2009年12月、PC部屋の暖房としてコロナ社製遠赤外線電気ストーブ「コアヒートスリム DH-909R」を購入しました。 スリムタイプではないコアヒートやダイキン製セラムヒートなども検討しましたが、 ネットの評判で「セラムヒートよりコアヒートのほうが暖かい」という意見が多かったのと、 椅子に座ってパソコンに向かう関係上、より高い場所まで暖めてくれそうな背の高いコアヒートスリムにしました。
購入したショップは楽天でカード払い可のうち最安値だったJoshin web。
注文から中2日で到着。
送料税込13,300円でした。
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梱包を開けて最初にベース部分を組んで本体に3箇所ボルト止め。
ボルトは手で回せるタイプなのでドライバは不要です。
立ててみると結構グラグラしますが、運転中はまったく気になりません。 首振り運転させてもブレることなく往復します。
上面のコントロールパネル。
スイッチは回転式で、オンオフで「ピッ、ピー」と音が出ます。
温度調節は1から10までの10段階、
それに合わせて前面のパワーモニターが5段階で増幅します。
消費電力は340W(弱)〜900W(強)。エコモードにすると115W〜690Wに減るそうです。
コアヒートスリムの特徴
・シーズヒーター採用により耐久性が高く、遠赤外線の放出量も多い
・ほとんど赤くならない・発光しない
・空気を汚さない
・いまどき珍しい日本製
サイズ
本体の高さは90cm、幅は16cm。重さは3.7kg。電源コードの長さが190cm。丸いベース部分の直径は30cm。
日本製です。
暖かさ
冷たい状態からだと温度設定1でもフルパワーで立ち上がります。 それでもスイッチを入れて実用的な暖かさになるまでには2〜3分かかります。 その代わり電源をオフにしてもしばらく暖かい状態を保持します。
ヒーター部分は温度設定を一番強い10にしてもうっすら赤黒くなるだけ、温度設定1だと真っ黒のまま。 ちゃんと動いているのか心配になりますが、ヒーター前面に手をかざしてみるとしっかり熱を放出しているのが分かります。
温度設定10でもこの程度の赤さ。
ヒーターはステンレスシーズヒーターを採用。
照射範囲は、 上下は床から本体の高さくらいまでと広いです。 椅子に座っていても足元まで熱が届きます。 左右は本体の幅を超えると温もりが減ります。
肝心の暖房能力ですが、温度設定10だと顔が火照るほど熱いです。 本体から50cmほど離れたところで手をかざしてみてもジリジリとした熱を感じます。
現在12月20日、全国を襲っている寒波の中使用していますが、 室温13度で椅子に座っている一人を暖めるには温度設定5でも十分に暖かいです。
今まで使っていたのがこの扇風機型のハロゲンヒーター800W。
スイッチを入れるとオレンジ色に明るくなり直ぐに暖かくなるのですが、
強にすると眩しすぎてイライラするほど。
コアヒートスリムではこの眩しさから開放されます。
これだけでも買った価値はあったと思います。
2ヶ月使用レビュー
寒暖の差が激しかった2009年12月後半から2010年2月末まで2ヶ月使用した感想です。 パソコン部屋(6畳)の暖房をコアヒートスリムだけで過ごしました。
暖房能力については、 室温が13度くらいあれば温度設定5以下でも十分暖かいですが、 室温が8度くらいだと温度設定を10近くにしないと寒いです。 それでも温度設定10にしておけば、1時間もするとこの6畳間が13度〜14度と室温が上がっていきます。
この手の電気ヒーター類はどれも同じだと思いますが、 電源を入れた直後は放射熱の当たっている「左半身は温かくても右側が寒い」といった感じになります。 ですが、 これも長時間付けていれば部屋全体が段々暖かくなってくるのでヒーターの当たっていない側も寒さは薄れていきます。
それと、温度設定を高くしている時は1m以上離れないと熱くなりすぎるので注意です。
動作音は「ジー」とかすかに聞こえますが十分静か。
パソコンの音でかき消されます。
しかし「コンセントは繋いだまま電源オフ」という状態でも本体裏上部から「ジー」っと小さな音が出ています。
なので電源オフにして長時間離れるならコンセントも抜いておいたほうが良さそうです。
あと持ち運ぶ時に上部グリップがとても役立つのと、 スイッチ類が一番上にあることで「一々かがむ必要が無く」非常に使い勝手が良いと思います。