国内のノンフィクション
'91年から'92年にかけて実際にあった出来事です。命の尊さと生きることへの執念。
壮絶です。
(楽天にもAmazonにも在庫が無いようですが、地元の本屋駆けずり回ってでも探して読むべき!)
ヤマケイ文庫から再出版されました。是非とも読んでみて下さい!
一部抜粋
「俺が死んだら、皆で肉を食ってくれ」
その言葉を現実的なこととして受け止めたものは誰もいなかった。 だが武市さんは、皆で生き残るために、もし自分が死んでも頑張って生きてくれ、 という意味をこめ、自ら進んでそういってくれたのだ。 リーダーとしての最後のせっぱ詰まった言葉だった。 恐れていた「死」というものが間近に迫っている予感がした。