NECの低価格サーバを購入
>>CPUをi5-680に(2018年11月)
>>SSDにWindows10をインストール(2016年4月)
>>前面ヘッドホンジャックのノイズ対策
デスクトップPCとしても普通に使えると人気のNEC製サーバ「Express5800/S70 タイプPJ」を購入しました。
2011年12月、NTT-Xストアでクーポン割引後12,800円(送料無料)。
Pentium Dual-Core E2160の自作マシンから4年ぶりの新PCです。
筐体の高さ36.5cm、奥行き42cm、幅17.5cm(実測)。
下部にマイク・ヘッドホン端子とUSB2.0端子2個。
リセットボタンはありません。
ドライブはカバー内。
背面。
PS2マウス&キーボード、DVI-D端子装備。USB2.0端子は6個。
主電源スイッチはなし。
サイドパネルの留めネジは手で回せるタイプ。
内部。
PCI-Express x16スロットもあるのでビデオカードの増設も可能。
ただしIDEポートは無く、古い資産(ドライブ・HDD)の流用は不可。
↓クリックで拡大↓
キーボードとマウスも付属。
OSは付属しません。
CPU | Pentium G6950 2.8GHz LGA1156 |
---|---|
チップセット | インテル3450 |
メモリー | DDR3-1333 標準1GB |
HDD | Western Digital WD1602ABYS 160GB SATA 16MBキャッシュ |
ドライブ | H.L DATA STORAGE DVD-ROMドライブ SATA接続 |
ビデオカード | なし(CPU内蔵。ビデオメモリ最大128MB) |
電源 | DELTA 400W 80PLUS BRONZE |
OS | なし |
製造国 | ASSEMBLED IN JAPAN |
メモリー増設
標準の1GBではVistaは辛いのでPCショップarkより国産ブランドSanmaxのSMD-8G68NVLP-13H-D DDR3-1333 8GB(4GBx2枚組)SET CL9を購入。
送料税込3,880円。
チップはELPIDA TWN。
Vistaをインストール
OSは付属しないので手持ちの「Vista Home Premium SPなし」をインストール。
私の使うPCI接続タイプの無線LANアダプタ「プラネックス GW-DS54GR」はVista標準ドライバで動きました。なので事前にドライバやサービスパックの用意はせずWindows Updateで全てインストール。
メモリーもちゃんと8GB認識。
エクスペリエンス インデックスの推移
前環境との比較。OSはVista。
●前マシン Pentium DC E2160 2.7GHz GeForce 7100 PC2-6400 DDR2 4GB チップセット内蔵グラフィック |
●Express5800/S70 PJ Pentium G6950 2.8GHz インテル 3450 DDR3-1333 8GB(デュアル) CPU内蔵グラフィック |
|
プロセッサ | 5.7 | 5.5 |
メモリ(RAM) | 4.9 | 5.9 |
グラフィックス | 3.5 | 4.3 |
ゲーム用 | 3.0 | 4.1 |
ハードディスク | 5.4 | 5.9 |
スーパーπ104万桁 | 25秒 | 15秒 |
FF11ベンチ3 low high |
4851 2717 |
5094 3473(とてつよ) |
FF14ベンチ(low) | 101 | 301 |
Vistaでは5.9が上限値です。
プロセッサの値はPentium Dual-Core E2160の2.7GHzオーバークロックより何故か低下。 しかしベンチマークでは大幅上昇。
前環境ではカクカクしていたYouTubeの1080PのHD動画もスムースに再生出来て感動。
前面ヘッドホンジャックのノイズ対策
フロントパネルにある黄緑色のヘッドホンジャック、私の買った個体はヘッドホンを挿すとノイズが乗るので、2ちゃんねるの掲示板やwikiにあった対策を施してみました。
まずサイドパネル・フロントパネルを外して、ヘッドホンジャックの収まる金属カバーのビス1本を緩めて取り外し。
コネクタはそのままでもOK。ケーブルを引き出せば作業しやすくなります。
取り外したこの時点で既にノイズは消えてます。
さらに金属カバーと基板を留めるビス2本も取り外し。
この基板、Made in Japanです。
この基板のビス留め部分(銅色)と、
ジャック先端の横に付いているバネ?が金属カバーと接触していることがノイズの原因らしいです。
そこで、
カバー内側のバネが当たる辺りにビニールテープを貼り、
基板のビス穴周りの銅色部分にも同様に貼り付け。
裏側にも。
そして基板をビス留めし、
筐体に戻して完了。
電気ド素人の私でも、この対策でノイズが嘘のように解消しました。
注意:金属カバーを留めているビス(1本)と基板を留めているビス(2本)はネジピッチが違うので区別。私間違えて危うくネジ山がバカになりかけました(^_^;)
PCカート購入
前面端子の位置が低すぎるのでホコリ対策と使い勝手向上のためにPCカートを購入しました。
サンワサプライ CPUスタンド 「CP-031」。
楽天でもamazonでも1,000円ほどで売ってます。
これに載せることで床から7.5cm上昇。
しかしサイドパネルが開けにくくなってしまいました。
プラスチック製ですがキャスター5個仕様で安定感はあります。 でもパソコン本体だけ持って動かすとアームが開いたり本体だけ滑ってズレたりします。。
消費電力測定
電源OFFでコンセントに挿した状態の待機電力は0.8W。
起動後のアイドル状態では39Wあたり。
普段使いでも40W前後をウロチョロ。
スリープ時の消費電力は2.8W。
軽い動画ファイル再生時は40W台、重いHD動画になると60Wを越える時もあります。
温度測定
室温34℃(7月中旬) | |
Core1 Core2 |
39℃〜42℃ 37℃〜39℃ |
ハードディスク | 44℃ |
Windows 8 pro 導入
Vista 32bitから、優待価格で安かったWindows8 pro 64bitに交換しました。
今までのバージョンよりインストール時間も短く済み、ライセンス認証もネットで完了。
電源ボタン押してからの起動時間は、Vistaが約60秒だったのに対して、8 proは約30秒。
Windowsエクスペリエンス インデックスは下記のように変化。
Vista 32bit | Windows8 pro 64bit | |
プロセッサ | 5.5 | 6.5 |
メモリ(RAM) | 5.9 | 7.2 |
グラフィックス | 4.3 | 4.3 |
ゲーム用 | 4.1 | 5.1 |
ハードディスク | 5.9 | 5.9 |
まだゴミも少ない状態ですが、Vista 32bitのメモリー容量制約も無くなってか、動作が非常に軽快。
逆に、ウィンドウの影や半透明といった効果が無くなり見難くなった感じもあります。
SSDにWindows10をインストール
Windows10に無料アップグレードするのに合わせてSSD「Kingston SSD Now V300 120GB」を購入。
NTT-Xストアで税込4,480円。
マイクロソフトのサイトのメディア作成ツールを使ってまっ更なSSDにWin10をクリーンインストール。 HDDのコネクタ付け替えからインストール完了まで掛かった時間は30分くらい。
起動に掛かる時間は、Windows8.1+HDDと比べて少し速くなったかな〜程度ですが、画像やファイル一覧の読み込み速度は劇的に高速化。 静音性も確実にアップしてますが、今度は電源とCPUクーラーのファン音が気になり出しました。
アイドル状態の消費電力は33W前後で、Windows8.1+標準HDDよりも6〜7W低くなってます。
ベンチマーク結果
・IDEモード
・AHCIモード
Windows8.1+標準HDDの結果
Windowsエクスペリエンス インデックスの結果は・・・
Windows10 pro + SSD |
Windows8.1 pro + HDD |
|
プロセッサ | 6.6 | 6.4 |
メモリ(RAM) | 7.2 | 7.2 |
グラフィックス | 4.3 | 4.3 |
ゲーム用 | 9.9 | 5.1 |
ディスク | 7.05 | 5.9 |
CPUをCore i5-680に (2018年11月)
今更ですが、鼻毛鯖のCPUを「Core i5-680」に変更しました。
Pentium G6950と同じClarkdaleファミリーの中では一応最高峰みたいです。
2コア4スレッド化とともに、拡張命令などの項目も増加。
こちらi5-680
G6950
CPUクーラーを外す時ピンが折れたので、Pentium DualCore E2160付属のクーラーから移植。
変更後の使用感ですが、クーラーの音は全く変わらず静かなまま。
アイドル時の消費電力は33W前後でこれも変わらず。
CPUコア温度がアイドル時29度前後(室温17度)でG6950より2〜3度上がったかな程度です。
CPU使用率は明らかに減っており、動作もキビキビ感アップしてます。
ドラクエ10 ベンチマーク結果(1280×720 標準品質)