Antec TruePower Trio TP3-430
約1年間メインPCとして使用してきたAOpenのベアボーンM3661-Pの静音化のために 電源を替える事にしました。
1万円以内・容量400W以上・ちゃんとしたメーカー製といった条件から
・Antec EA 430
・Antec TP3-430
・オウルテック SS-400ET
・ENERMAX ELT400AWT
・ENERMAX EG465P-VE FMAUV2.2
あたりに候補を絞りました。
どれを選んでも良さそうだし、これといった決め手も無かったのですが、 この中で唯一メーカー5年保証が付くAntec TruePower Trio TP3-430を選択しました。 購入したのはTSUKUMOネットショップで税込8,980円。(2007年11月中旬)。
注文した日の翌々日に到着、早速箱から出しました。
Made in Chinaでした。
↓クリックすると大きな画像で見られます↓
底面の12cmファン。ファンガードは金色
後ろの排気部分。
横面にはAntecのロゴが。
ケーブル・コネクタ全貌。
ケーブルの長さは下記ケースとmicroATXサイズのマザーボードs661FXm-USには十分すぎます。
↓クリックで大↓
各ケーブルの根元から先端までの長さは、
・20/24ピン電源コネクタ 55cm
・CPU補助4ピン電源コネクタ 55cm
・PCI-Eコネクタ 55cm
・シリアルATAコネクタ 65cm
・ドライブ用4ピンコネクタ 83cm
全て実測値。
CPU補助4ピン電源コネクタのみでCPU補助8ピン電源コネクタは無し。 PCI-E電源コネクタは1個。 ケースファンを自動制御するFanOnlyコネクタが2個。
20/24ピン電源コネクタはこんな感じで両対応になってます。
PCケースに組み込む
ところで、この電源を収めるPCケースですが、
ベアボーンM3661-PのケースはMicroATXサイズで小さくTP3-430が入りません。
そこで、かつて管理人がセレロン300A・ABIT BH6とともに
初めてPCを自作した時に購入したこのケースを使うことにしました。
確か秋葉原のZOAというショップで11,300円くらいだったと思います。
サイズ:幅20cm×奥行き43cm×高さ43cm(実測値)。
M3661-Pに合わせて黒にしたDVDドライブとカードリーダーが浮いてます。
このケースの付属電源Seventeam ST-301HR。
今回はこれを取り外してTP3-430を搭載します。
TP3-430搭載。
ベアボーンからマザーボードs661FXm-USなどを移植。
TP3-430の各ケーブルは黒い網状のシールドで覆われていて高級感あり。
硬さも適度で取りさばきも楽。
↓クリックすると大きく見られます↓
大きな画像で見ると良く分かりますが、
TP3-430のファンの一部がケースの電源台座によって遮られてしまっています。
使用感
動作音はベアボーンM3661-Pの電源よりかなり静か。
それでもCPUファンとGPUファンを止めると「シュー」という軽い音が聞こえます。
ネットの電源レビューなどでよく「耳を近づけなければ聞こえない」とかありますが、
そこまで行ってない感じ。
「静音だが超静音とは言い難い」といったところか・・・。
アイドル時の排気の量はかすかで、温度は微妙に暖かいかな〜くらいです。 電源自体の発熱も少ないらしく、触ってもほんのり暖かい程度。
それと、この電源交換とケース移植によって、
M3661-P時よりCPU温度が約5℃(40℃→35℃)下がってます(Pentium4 2.8C northwood、CPUクーラーはSPEEZE VIOLAUのファンをXINRUILIAN RDL7025NMB25に交換して使用、室温22℃)。
全体的なパソコン駆動音もとても静かになりました。
問題点
M3661-Pでは問題なかったのですが、
電源交換後、Vistaのスリープモードからの復帰時にUSB機器を認識しなくなりました。
OSの電源オプションやらBIOSのACPIサスペンドタイプやら見直しましたが解決できず・・・。
後で電源を元に戻してみても同じ不具合が出ました。
なので電源の問題ではないようです。